ニセコ視察‼

先日、CPM(アメリカ合衆国公認 不動産経営管理士)のメンバーと東北から来たCPMのメンバーからのご依頼で、別荘、分譲コンドミニアム、開発中のホテルなどの視察に、倶知安、ニセコに行きました。

10年前に6000万円で建築したRC3階建ての別荘が、今は、1億5千万円!

オーナーが使用する日程以外は、管理している会社から一般へ貸出、一泊25万円!

3年前に、CPMの同様の視察にて訪問した分譲のコンドミニアムが、当時は4500万円で販売されていたのが、現在は6500万円!

建設中のホテル「パークハイアット」分譲されている部屋は2LDK~3LDK、一番安い部屋が2億5千万円!

ちなみに最上階は、ソフトバンクの孫正義さんがフロア買いしたとか…

動くお金が違いますね。

我々地元に住む者は、冬は雪の多さに悩み、どちらかというと雪を敵のように扱い、雪をどのように克服するかという考え方をしますが、ニセコを楽しむ世界の人は、雪を楽しむ!

世界を探しても、標高2000m以下の場所で年間降雪量が11mを超える場所で空港や交通、インフラが整備され、治安が良く安心して冬のリゾートを楽しめる場所は世界でも少ない。

不動産の価格、また、過ごす人々、違う世界を見た感じでした。

しかし、いつまでこの好況が続くのか?

パークハイアットの現場では数百台の工事関係者の車が並び、4000人の人が働いている。

また、倶知安町でも新幹線の工事に従事する方々が、街にあふれ、夜は繁華街の飲食店はいっぱい。

新幹線開通、まだ決まっていませんが、札幌オリンピック開催予定の2030年?

工事需要が収まれば、今度はそこに働く人が増加し、地元に定着、ニセコの魅力を維持すれば、私は、北海道のメリットを生かしたリゾートは、開発に制限を行い、環境と規模を抑制すれば長期的な繁栄を作る事ができるのではと個人的に感じます。

今後も、ニセコの発展を地元北海道人として楽しみに見守っていきたいと思います。