今を大切に…

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

年末に、義母からの依頼で福島の自宅の土地を売却したいとの申し出があり、改めて調査に行ってきました。

震災後は原発の爆発で、警戒区域の為、廃墟となっていた街も居住者が多くなり、通常を取り戻しつつありました。市役所に行き必要書類を取得し、写真を撮影に現地へ。

建物は解体され、更地になっの為か記憶以上の大きい土地のように思えました。

向かいの魚屋さんにより挨拶し、現状の報告と昔話をすると、時の流れが速いことを感じます。

お土産に義母のリクエスト、鮭の切り身を購入し、宮城の私の実家へ。

1年半ぶりの実家。

実家は相変わらずでしたが、目の前にあった仮設住宅は無くなり、地区の集会所ができていました。

母と昔の写真を見ながら懐かしい話で盛り上がり、温かい時間を過ごすことができました。

翌日、母と一緒にお墓参り、祖父母と父、母の祖父母に手を合わせ、現在の報告と今があることに感謝を伝える。

墓参りの帰りに、町内を母の案内で一周。

津波で無くなった町は、土地をかさ上げし、昔の面影は津波の遺構となった役場の防災庁舎と、結婚式場だけ、新しく慰霊碑の丘ができてました。

父も事故で一瞬で命が消えてしまいましたが、東日本大震災で多くの命が消えてしまったことを地元に行くと、深く考えます。

相続の仕事に携わるものとして、改めていつ何が起こるのかはわからない、今を大切に一瞬一瞬をしっかり生きていきたいと思いました。

新しい年を迎え、今年も多くのお越し頂く相続ご相談者の問題解決と願望実現を行い、皆様に貢献していきたいと思います。