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不動産を相続したときに必ず必要になるのが「相続登記」です。これまで相続登記は義務ではありませんでしたが、2024年4月からは義務化され、期限内に登記をしなければならなくなりました。札幌市や札幌近郊で相続した不動産を放置していると、税金の負担や売却の遅れなど、さまざまな不利益が生じる可能性があります。
本記事では、相続登記の基本的な流れから義務化のポイント、札幌での具体的な手続き方法までをわかりやすく解説します。
1. 相続登記義務化の背景と期限
2024年4月から、不動産の相続登記が義務化されました。
• 期限:相続発生を知ってから3年以内
• 違反のリスク:正当な理由なく放置すると10万円以下の過料(罰金)が科される可能性
背景には「所有者不明土地問題」があります。特に北海道では相続登記を放置する例が多く、土地の利用や再開発に支障が出ていました。
2. 登記をしないと起きるリスク
• 不動産の売却ができない:登記名義が故人のままでは契約できません。
• 担保にできない:融資や担保に利用できないため、資産価値を活かせません。
• 相続人が増え続ける:登記をしないまま数十年経過すると、孫やひ孫に相続が連鎖し、関係者が増えすぎて調整困難に。
札幌市でも、空き家問題の大きな原因の一つが「未登記不動産」です。
3. 札幌での登記申請窓口と手続きの流れ
相続登記は札幌地方法務局で申請します。
流れ
1. 必要書類を集める(戸籍・遺産分割協議書など)
2. 登録免許税を計算し、収入印紙を用意
3. 法務局窓口またはオンライン申請で提出
4. 登記完了証を受け取る
4. 相続登記に必要な書類一覧
• 被相続人の除籍謄本・住民票除票
• 相続人全員の戸籍謄本・住民票
• 遺産分割協議書(全員の署名押印)
• 相続人の印鑑証明書
• 固定資産評価証明書
• 登録免許税の納付用収入印紙
※書類不備があると差し戻されるので要注意です。
5. 司法書士に依頼するメリット
• 複雑な書類作成を代行
• 戸籍収集や協議書の確認も任せられる
• 登記漏れや不備のリスクを防げる
費用は報酬が数万円~、物件数や相続人の数で変動します。
6. 相続登記の費用の目安
• 登録免許税:固定資産評価額×0.4%
• 司法書士報酬:3万〜10万円前後(内容により変動)
例:固定資産評価額2,000万円 → 登録免許税8万円程度。
7. よくある質問と注意点
• Q. 相続人が遠方に住んでいる場合は?
郵送での署名押印書類を集める必要あり。
• Q. 相続放棄をした場合も登記が必要?
放棄した人は登記から外れますが、放棄の手続きは家庭裁判所で別途必要。
相続登記は義務化されただけでなく、放置すれば不動産の価値を失い、相続人同士の争いも招きかねません。札幌市内に不動産を相続した場合は、必要書類を早めに揃え、3年以内に登記を完了させましょう。司法書士に相談すれば安心して手続きを進められます。
札幌の不動産相続について詳しく知りたい方は、身近な相続の専門家トップページをご覧ください。




