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親や親族が亡くなり、不動産を相続することになったとき、「住宅ローンがまだ残っている」「借入金があるかもしれない」と不安になる方は少なくありません。
不動産は価値のある財産である一方、住宅ローンや固定資産税、管理費、修繕費などの負担を伴うことがあります。特に札幌では、空き家になった場合の除雪や凍結対策など、冬季の維持管理も見逃せません。
この記事では、住宅ローンや借入金が残る不動産を相続した場合に、まず確認したいことと、相続放棄・売却を考える際のポイントをわかりやすく解説します。
まずは「住宅ローンが残っているか」を確認する
不動産を相続する際は、建物や土地の価値だけでなく、亡くなった方に借入金が残っていないかを確認することが大切です。
確認したい主な項目は、次のとおりです。
・住宅ローンの残高
・借入先の金融機関
・毎月の返済額や返済期限
・抵当権が設定されているか
・連帯保証人や連帯債務者がいるか
・団体信用生命保険に加入していたか
住宅ローンには、契約内容によって団体信用生命保険が付いている場合があります。死亡時に保険金で住宅ローン残高が完済されるケースもあるため、「ローンがある=必ず返済しなければならない」と早合点せず、まずは金融機関に契約内容を確認しましょう。
相続では、不動産だけでなく借入金も引き継ぐ可能性があります
相続では、土地や建物、預貯金といったプラスの財産だけでなく、借入金や未払いの税金などのマイナスの財産も対象になります。
そのため、不動産の価値よりも住宅ローンやその他の借入金が大きい場合には、慎重な判断が必要です。
相続人には、主に次のような選択肢があります。
・すべての財産と債務を引き継ぐ
・相続によって得た財産の範囲内で債務を引き継ぐ
・相続そのものを放棄する
相続放棄を選ぶ場合、不動産だけを放棄して預貯金だけを受け取ることはできません。相続財産全体について判断する必要があります。
また、相続放棄や限定承認を検討する場合には、原則として相続の開始を知った時から3か月以内という期限があります。借入金の有無や不動産の価値がすぐにわからない場合もあるため、早めに財産調査を始めることが大切です。
売却できれば、住宅ローンを整理できる場合もあります
相続した不動産に住宅ローンが残っていても、不動産を売却することで整理できるケースがあります。
たとえば、不動産の売却価格が住宅ローン残高を上回る場合は、売却代金からローンを返済し、残った資金を相続人で分けることができます。
一方で、売却価格よりもローン残高が大きい場合は、自己資金の準備や金融機関との調整が必要になることがあります。
売却を検討する際は、次の3つをできるだけ早く確認しましょう。
・住宅ローンの正確な残高
・不動産の現在の売却見込み額
・固定資産税、管理費、修繕積立金などの継続費用
特にマンションの場合は、住宅ローン以外にも管理費や修繕積立金が毎月発生します。空室のまま所有を続けると、利用していなくても費用がかかるため注意が必要です。
札幌の相続不動産では、冬季の管理費用も考慮を
札幌で相続した不動産を空き家のままにすると、一般的な維持費に加えて、雪や寒さへの対応が必要になります。
たとえば、次のような負担が発生する可能性があります。
・敷地内や屋根の除雪
・水道管凍結の予防や復旧費用
・空き家の見回りや管理費用
・近隣への落雪や倒壊リスクへの対応
・固定資産税や火災保険料の支払い
「今は住む予定がないけれど、いつか考えよう」と先延ばしにすると、ローン返済や維持費だけが続いてしまうことがあります。
住む、貸す、売る、相続放棄を検討するなど、選択肢を整理するためにも、早めに不動産の状況を把握することが重要です。
相続放棄を考える場合は、自己判断で処分を進めない
借入金が多い可能性があり、相続放棄を検討している場合は注意が必要です。
不動産を売却したり、遺品を処分したり、預貯金を使ったりする行為が、相続の扱いに影響する場合があります。相続放棄を考えている段階では、自己判断で財産を処分する前に、司法書士や弁護士などの専門家へ相談することをおすすめします。
また、不動産の売却価格やローン残高の確認は、不動産会社や金融機関への確認が必要です。
まとめ|「不動産の価値」と「借入金」をセットで確認しましょう
相続した不動産に住宅ローンが残っている場合は、不動産だけを見るのではなく、借入金や維持費も含めて全体を確認することが大切です。
まずは住宅ローンの残高、団体信用生命保険の有無、不動産の売却見込み額を整理し、相続するべきか、売却するべきかを検討しましょう。
札幌で相続した不動産の売却や活用、相続後の進め方にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
札幌の不動産相続について詳しく知りたい方は、身近な相続の専門家トップページをご覧ください。








