おやじのごはん

一年位前から、週に一回は夕飯を作り家族で食事をとるという事を心掛けています。
以前は、仕事を理由に帰宅は遅く、誕生日やクリスマスなどのイベント以外は一緒に食事をとる機会がほとんどありませんでした。
しかし、数年前から受講している経営と能力開発の研修の中で、「仕事を行う目的は?」「どんな人生を送りたいのか?」という根本的なことを考える機会がありました。
「目的」、当たり前のことですが、今まで、深く考えたことが無い。

出てきた答えは「家族と共に幸せな人生を送りたい…」、そして、企業活動を通して、「社員とその家族の幸せを創る事」、その先に、我々の提供する商品やサービスを通し、「お客様の幸せがある」という事でした。

私は、15歳の時に農家だった実家の現金収入の為に出稼ぎに行っていた父を現場の事故で亡くしました。
心のどこかに、お金があれば家族が一緒に暮らせる、そこに楽しい家庭がある、お金が大事という考えがある。
その為、いつも仕事を優先し、金銭的に裕福な状況を作る為に休まず、夜遅くまで仕事をしてきました。
ただ、その結果、子育てと持病を持つ妻との関係は、離れていく…

幸せを創る為に、仕事を頑張っているのに、不幸に向かっていると気付きました。

そこから、比較的、会合などの予定が無い日曜日に夕飯を私が作る事を心掛けています!
とりあえず独身時代から作っていた、カレーやチャーハン、パスタ、大先生の妻の指導の下、餃子、豚肉の生姜焼き、天婦羅、とんかつ、とんてき、ハンバーグなど… 

おやじご飯なので、お肉料理ばっかりですね…(;^ω^)

最近は、献立を考え、作るのも少しづつ楽しみになってきました。

今日は、お肉の炒め物とレタス、キャベツのサラダか、焼きそば、冷やし中華を息子のリクエストで決めたいと思います。
仕事だけではなく、身近な家族との時間が「幸せな人生」を創る為に重要な時間と、最近は感じます。

相続勉強会は、コロナの為、お休みしておりますが、この先、私も年を取り、相続が起こるでしょう。
その時に、今まで作ってきた幸せを、いい思い出として子供たちに引き継ぐためにも、私たちの不動産相続の役割は大きいと常々考えます。

おやじご飯は継続し、私自身も家族と幸せをしっかり育み、仕事においても多くの方に必要とされるように、法律や時代、市況の変化に対応し、邁進していきたいと思います。